アマニの産出国、生産、品質

アマニの産出国、生産、品質

亜麻の種子であるアマニは、北米やヨーロッパ、特にカナダで盛んに消費されており、アマニを生産している国も数多くあります。
日本でも美容と健康に良い食品としてアマニ油が話題になり、天然素材ブームで亜麻の繊維で作られたリネンも人気ですが、アマニ自体はまだ馴染みがなくほとんど栽培されていません。
世界ではどのような国でアマニを生産しているのか、またその栽培や種類などについて見ていきましょう。

アマニの生産国と順位

  1. ロシア
  2. カナダ
  3. カザフスタン
  4. 中国
  5. 米国
  6. インド
  7. ウクライナ
  8. エチオピア
  9. イギリス
  10. フランス
アマニの原産国

アマニの最大の生産国はロシアで、生産量は約67万トン、次いでカナダ57万トン、カザフスタン56万トンとなっています。
小麦などに比べると生産量は少ないですが、年々生産量は上がっており多くの国で生産されています。(2016年現在)

日本でのアマ栽培について

亜麻は寒冷地での栽培に適した植物です。
日本での生産量は少なく、北海道の一部地域でしか栽培されていません。
亜麻は紀元前からエジプトで栽培され、食用、繊維として利用されていました。日本で亜麻栽培が始まったのは1800年代で、戦後は亜麻栽培が終息し、2000年代に栽培が復活したばかりです。

アマニの栽培

亜麻は4月下旬から6月上旬にかけて種をまき、10日くらいで本葉がでます。発芽後2か月ほどで小さくきれいなブルーの花を咲かせます。亜麻の花は「感謝」という花言葉があります。
さらに2か月ほどで小さな鞘(さや)を実らせ、10月くらいに収穫が行われます。鞘の中には10粒ほどの種が入っており、この種がアマニの元である亜麻の仁(=種子)であり、これを加工することにより、食用のアマニ油、アマニ粒、繊維のリネン等になります。

アマニの種類と品質

アマニには大きく分けてブラウン種とゴールデン種の二つの種類があります。どちらの品種も栄養価での大きな違いはありませんが、ニップンの製品には品質が高いゴールデン種が使用されています。

アマニ ブラウン種
ブラウン種

ブラウン種

北米や欧州で生産されているアマニの大半がこの品種で、茶色(亜麻色)をしています。
従来より工業用から飼料用、食用まで幅広く使用されている、最もポピュラーな品種です。

アマニ ゴールデン種
ゴールデン種

ゴールデン種(イエロー種)

美しい黄金色(黄色)をしており、主に食用として生産されていますので、品質面でも安全で安心できる品種です。世界での生産量が少なく、高価なものです。